亜鉛の過剰摂取に注意|活力サプリ最強おすすめ10選!【活力サプリ比較ランキング】亜鉛の過剰摂取に注意|活力サプリ最強おすすめ10選!【活力サプリ比較ランキング】

亜鉛の過剰摂取に注意

亜鉛を含む必須ミネラルは人体では作り出すことができず、食品やサプリメントなどで補う必要がありますが、体に良いものだからと言って無尽蔵に摂取すると逆に体にとって毒になってしまう可能性があります。
これは他のすべての栄養素にも言えることで、どんなものにも適量というものがあり、過剰摂取はいけません。
しかし、万が一過剰摂取してしまった場合、体調不良や食欲不振などの症状が現れ、亜鉛の過剰摂取が長期化すると同じ必須ミネラルの1つでもある「銅」が減少してしまうほか、免疫力や善玉コレステロールへの影響が懸念されます。 ではどのくらいの量が適切で、どのくらいの量が過剰摂取と言えるのでしょうか?

日本の厚生労働省が発表している日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、亜鉛の1日の推定平均必要量は男性で8mg、女性で6mgと定められており、逆に耐容上限は男性で45mg程度、女性で35mg程度と言われています。
一般的に亜鉛の摂取量について紹介がある場合、この男性の10mgというのを目にするため、多くの人が「10mgを超えてはいけない」と考えがちですが、実際にはこの「耐容上限」というのが別に設けられているため耐容上限を超えない場合にはあまり気にする必要はありません。
具体的な1日の摂取推奨量と耐容上限は以下の通りです。

亜鉛の食事摂取基準(mg/日) ※日本人の食事摂取基準(2015年版)

亜鉛の食事摂取基準(mg/日) ※日本人の食事摂取基準(2015年版)

※0~17歳までには耐容上限は特に設けられていませんが、これらは科学的根拠が不十分であるため数値が示されていないだけであり、耐容上限量そのものがないわけではありません。

では、これらは具体的に食品に置き換えると、亜鉛を最も含んでいる牡蠣は100gで13.2mg程度のため、1粒約12gと計算した場合約5粒で7.6mg摂取できることになります。
耐用上限を超えるためには、1度に30個近くも食べなければなりません。さらに一般的に牡蠣よりも食べる機会が多い「牛肩ロース肉」であっても、100gあたり5.6mgのため、1kg近く食べなければ耐容上限を超えることはありません。さすがに大食い選手などでなければ牡蠣をそんなに大量に食べることは無いのではないでしょうか。
また、亜鉛は人体に悪影響となる毒素が極めて低いとされているため、日常の食生活では過剰摂取が問題になることはほぼありません。

もしも上記のような食事量以上を食べ放題などのメニューを頼み、1度で摂取してしまった場合には次の日に激しいスポーツなどで汗をしっかり流すのがおすすめです。
というのも、亜鉛は汗や尿から排出されるため、スポーツ選手などの激しい運動を日常的に行ってる場合特に不足しやすい栄養素として有名だからです。
日ごろからスポーツを頻繁に行っている、または汗を大量にかく体質の人は通常より多めに亜鉛を摂取するように心がけるといいでしょう。

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